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まずは“行動”次に“頭を使って”成果に差をつける
こんにちは。会社員ブロガーの”ぱぶろ“です。
この記事では「知識を得て考察することも大切ですが、すぐに行動へ移すことの重要性」について解説します。
日本を代表するマーケターの一人である、神田昌典さんによれば、成果に差をつけるには、まずは「やるかどうか」、次に「頭を使って、上手くやるかどうか」と言われています。(1)
行動と戦略ということですね。
たとえば、大半のタクシー運転手が「お客を拾える場所」を知っていても、そこで拾おうと、実際に行動する運転手は一握りだそう。(1)
さらに、長距離利用の、優良客を上手く拾えるように、頭を使える運転手が、その中の一部になるそうです。(1)
知識があっても行動を起こす人は少ない
本を読んだり、セミナーに参加したりと、いろいろな知識やノウハウを知ることをしても、行動をして成果を出せる人は、ごく少数しかいません。
私も、ある時期は、知識を得ることばかり集中して、行動に移すというのが圧倒的に少なく、成果を生み出すことができませんでした。
お恥ずかしい話で、「頭でっかちの口だけ」で、無駄に知識を持っている状態でした。
「なるほどねぇ」「そうなのか」など、知識を得て理解するだけでは、価値を生み出すことはできません。
知識を得るだけで、行動したつもりになるという、錯覚を起こしてしまい、それで満足し、これを繰り返す。
まわりを見渡すと、同じように、行動を起こさずで、口だけばかりの人は、結構いるものです。一緒に仕事をするとしたら、かなり厄介な人ですね。
私の知る、「行動しない人」も、当然ですが成果がでずに、降格や配置変えという結果になっています。
なので、「行動する人」と「行動しない人」では、成果には差が起きるのは必然だといえます。
ただ、そういった状態を、本人も理解をしていて、「行動にどう移せば良いかが、分からない」という場合もあります。
しかし、そういったのは言い訳でしかなく、よく分からないからこそ、まずは行動に起こすことで、見えてくるものがあります。
分かっていても行動できないのはなぜか?
誰しも、仕事で成果を上げたい、お金を稼ぎたい、気になる人に好かれないなど、実現したいコトや目標があります。
それには行動することが必要だと分かってはいても、なぜ行動に移すことができないのでしょうか?
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』の著者である大平信孝さんによれば、意思の弱さや、だらしない性格ではなく、行動に移すためのスイッチの入れ方を知らないだけだと言います。(2)
資格を取る、ビジネスを始めるなど、新しいことを始めようとする時は、多くのエネルギーを消費することになります。
やる気はありつつも、いざ取り掛かろうとすると、気持ちが重くなり、つい先延ばしにしてしまいがです。
こういった先延ばしにしてしまう習慣を解消するには、「ちょっとでも良いから動いてみる」「行動してみるクセを身につけること」が重要です。(2)
たとえば、人が集中するまでの時間は「23分かかる」と言われています。(A)
なので「今日の勉強時間は3時間」という重めの目標をたてるのは大切ですが、「まずは23分やろう」と、軽めの目標にすることも良いでしょう。
まずは、行動を起こしやすくなるための工夫が何なのかを、自分なりに試行錯誤してみることです。
成功できるかは、例外なく「行動力が高い人」
行動力のある人だけが、多くの目標を達成し、成功をつかむことができます。
たとえば、世界的に知られている、起業家のイーロン・マスク氏は、異常ともいえる行動力で、オンライン決済サービスの『PayPal』、宇宙輸送ロケットの開発・製造する『スペースX』、電気自動車を製造・販売する『テスラ・モータズ』を立ち上げ、CEOとして活躍しています。
また、ケンタッキー・フライド・チキンの創業者であるカーネル・サンダース氏は、若い頃から、何度も転職を繰り返し、ようやくチャンスの見えた、ケンタッキー・フライド・チキンの投資交渉では、1,000回以上も断られても諦めず、行動し続けたことで、現在の成功へとつながりました。
ホリエモンこと堀江貴文さんも、実業家、著作家、投資家、タレントなど、複数の肩書き持ちながら、いろいろなサービスの立ち上げや、活動に取り組まれている様を、書籍タイトルでもある『多動力』という言葉であらわし、これからの時代は、誰しもそうなるべきとし、行動力の重要性を示唆しています。(3)
これらの事例を見ると、「自分に無理だ」と思われがちですが、『今日から行動力を一気に高める本』の著者である、小川龍介さんによれば、行動力は誰もが持っている、あたりまえの力であり、誰もが簡単に高められるものと言います。(4)
悩んでいる時こそ行動する
行動する前に、いろいろと考えることも大切ですが、「悩んでいる時こと行動をする」というのを心がけましょう。
誤解を恐れずにいうと、悩んでいるということは、頭を使っていると錯覚しがちですが、実のところは、まったく何も考えていない状態です。「悩んでいること」と「考えていること」は、まったくの別モノだということ。
そして「考えていること」も必要以上に、時間をかけるものではありません。とにかく、まずは行動する以外に、成果をあげる方法はありません。
以上です。
- (1)不変のマーケティング(神田昌典)
- (2)やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ(大平信孝)
- (3)多動力(堀江貴文)
- (4)今日から行動力を一気に高める本(小川龍介)
- (A)「大事なのは最初の23分」科学的に集中力を高める8つの方法(LIFE INSIDER)