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2024年版|経営企画のおすすめ本【初心者向けにベストセラーから良書まで】
こんにちは”ぱぶろ“です。会社の仕事では経営企画の仕事も担当しています。
営業から経営企画の仕事に就き、今では責任者をしています。
この記事では「経営企画の仕事について知りたい。おすすめ本は何?」という疑問を解消します。
未経験から経営企画をすることになった、私が読んだ本のなかで、おすすめの本を分類別に紹介します。分類は以下のとおりです。
- 経営企画の役割に関する本
- 経営企画のタイプに関する本
- 予算管理に関する本
- 組織マネジメントに関する本
経営企画の仕事をはじめた時は、何をすれば良いのか分からず、教えてくれる上司もいないので、自力で何とかする以外ありませんでした。
まずは、経営企画の仕事に関連しそうな本を読み漁って、基礎知識や付随する知識を学んでいきました。
私と同じように、経営企画について、基礎知識を身につけたい人、理解を深めたいという人は、まずは紹介する本を読んでみてください。
経営企画の役割に関する本
まずは経営企画の役割や全体像を理解していきます。おすすめ本は、以下のとおりです。
それぞれの概要を紹介します。
“不確実性”の時代を生き抜く 最強の「経営企画部」
経営企画に関わる仕事に就きたい学生から、すでに経営企画部への配属が決まった社会人の人まで、幅広く対象としおり、経営企画部の業務内容の全体を俯瞰できる内容となっています。
中期経営計画の策定から戦略的法務の実践、新規事業の立ち上げまで、経営企画の現場で活かせる実務を説いた必読書です。
興味深い内容に、企業倒産にはメカニズムがあるとし、倒産を未然に防ぐために経営企画部が担うべき役割を詳細に解説しています。
経営を強くする戦略経営企画
目まぐるしく変化する現在の経営環境を勝ち抜くうえで、経営企画が知っておくべきことを知ることができます。
戦略経営企画とは何か?その本質的な役割を「会社の中心部で企業価値向上をリードすること」と説いています。
企業価値向上に必要となる、全社における経営課題を理解し、推進する術などを、分かりやすく解説しています。
図解でわかる部門の仕事 経営企画部
経営を支える、経営企画部の仕事や役割、機能強化の指針などを、図解を交えて分かりやすい内容となっています。
一言に経営企画部といっても、その役割は会社によって様々あり、本書では5つのタイプがあると定義しています。
自社におけるタイプは?または目指したいタイプは何か?必要な機能や人材像など、網羅的に分かりやすく理解できます。
マンガでやさしくわかる経営企画の仕事
漫画ストーリー形式なので、経営企画の仕事がどんなものかを、よりイメージしやすい内容になっています。短時間でサラッと読むことができます。
経営企画の仕事は会社によって違いはありますが、大枠の役割を理解できるようになっています。登場キャラクターの会話の中で「社長の雑用」という表現は、間違っていない感じですね。
経営企画の概要については、「経営企画とは?仕事内容・年収・スキル・将来性について分かりやすく解説」の記事でも解説しているので、良ければ参考にしてください。
経営企画のタイプに関する本
経営企画は、いくつかのタイプに分けられます。なかでも「参謀型」といわれるタイプを目指すのが理想的。
その参考になる、おすすめ本は以下になります。
概要を紹介します。
企業参謀 戦略的思考とは何か
企業における、日和見主義かつ多頭責任制から生じる、業績不振といった負のサイクルから脱出するには、戦略的思考グループの形成が必要だと説いており、経営企画もその一つであるといえます。
戦略的思考グループとは、内部組織でありつつも、外部組織のようなきわめて客観性と独立性の強い、経営参謀であると定義しています。
頭脳中枢として、戦略的行動方針を策定し、実行へと導き、強い企業へと変貌させるための方法を知ることができます。
予算管理に関する本
経営企画の重要な役割の1つが予算管理です。年度の予算編成を主導し、正確かつタイムリーに進捗状況をおっていきます。
おすすめ本は、以下のとおりです。
それぞれの概要を紹介します。
ナレッジワーカー・マネジメント
紹介する本の中でも一押しの1冊。予算管理をふくめた、数字をベースにした経営管理・事業管理のナレッジが詰め込まれています。
数値管理があいまいな、いわゆる「ざっくり経営」をしている会社は以外と多く、「ウチはやってるよ」という会社も、まだまだ粗さが残っていたりします。
数値管理とは何なのか?マネジメントの基本であり本質について、分かりやすく解説してくれています。
会計知識ゼロからの はじめての予算管理
会計知識はないのに、はじめて予算管理をすることになった、経営企画ルーキーには、読んでほしい本です。
すでに仕組み化されてたりして、会社からは教えてもらえない、予算の考え方やコツを豊富に盛り込まれています。
予算管理の実践ガイドブックとして、基礎を身につけることができるので、常に手元においておきましょう。
実践Q&A 予算管理のはなし
予算管理の現場でかかえる、疑問や不満に対して、Q&A形式で一つずつ丁寧に解説しており、理解を深めるのに役立つ内容です。
たとえば「そもそも予算をつくる必要はあるのか?」「予算を達成しないのはなぜか?」といったトピックスごとに解説されています。
情報を網羅的に掲載している教科書的なものとは異なり、ピンポインな疑問にたいしてのヘルプ本として重宝します。
その他にも、予算管理のおすすめ本については「はじめての予算管理のおすすめ本:数字制する者が経営を制す」の記事でも紹介しているので、参考にしてください。
組織マネジメントに関する本
経営企画には、経営資源であるヒト・組織の状況を把握し、最大限有効に活用することも求められます。
おすすめ本は以下のとおりです。
それぞれの概要を紹介します。
組織を動かす経営管理
経営企画の役割の1つである、業績や組織などをモニタリングする、経営管理にフォーカスした内容です。
経営は、企画をするだけでは上手く進むことはなく、状況に合わせた適切な管理も必要となります。
業績は目標どおりに進んでいるのか?組織や部署は健全な状態で機能しているのか?など、幅広い領域におけるモニタリング手法について解説しています。
マーケティングとは「組織革命」である。
日本の企業において、マーケティングは発展途上の段階にあり、マーケティングを上手く実践できた企業組織が、大きな成長を果たしているといえます。
マーケティングは、顧客の購買行動を大きく変化させ、事業の成果に寄与するものですが、そのためには持続可能なマーケティングのできる組織が必要不可欠です。
そのために必要な組織構造を構成するための、重要なポイントを解説している本です。
まとめ:出来るだけ多くの知識をインプットする
経営企画の仕事を始めたばかりの人、興味がある人向けに、おすすめの本を紹介しました。
基本となる役割を紹介した本から学び、自分に役割に応じて、活かせる部分を実践していくようにしましょう。
経営企画の仕事は、多種多様に渡り、なおかつ所属する会社によって、役割も変わってきます。
すべてを理解するには経験していくことが必要で、その前に、まずは出来るだけ多くのインプットをしていきましょう。